先週の土曜日、私の父の七回忌と祖父の十三回忌がありました。
この頃、親族でも喪服を着なくなりましたが、色喪服はもっと着ている人を見なくなりまして。
法事も三回忌以降は、少し喪がうすくなります。
全部真っ黒な喪服を着るには、少し仰々しい、、、や、お世話になった方のお通夜に呼ばれたけれど、親族でもないので喪服を着るほどではないけれど、喪の気持ちを表したい。
といったときに、最適な色喪服です。
主人の方の祖母が着た色無地が、水色に流水紋。
流水紋は慶弔両用の柄。色も水色なら悲しみごとに着られる色なので、
着させていただきました。
もちろん、自分の父の法事なので、帯小物は全て喪の黒です。
色だけではなくて。薄っすらある生地の地紋でも、喪の気持ちを表そうとするような着物の心が好きだったりして、色喪服好きです。
悲しみごとはお祝い事と違って急に来る事があるので、そんな時にすぐ駆けつけられるように色無地を持っておく。お祝い事にも使えて、急に必要になった時に多少体型が変わっていても着続けられるし、20代からおばあちゃんになるまでずっと着られるなんて凄いと思ったり。
着物に携わる仕事をしているからという事もありますが、喜び事も、悲しみごとも、もっと着物の機会を増やしていけるように、そんな時も着物で過ごしたいなと思っています。
この前の雪が氷になって少し残っています。
今日はとっても寒いので、牛首紬にしようかな!